一ノ谷博士のIT四方山話

元パソコンサポーターです。IT関連のテーマを中心に書きます。

マイナンバーがやってくる。⑦

マイナンバーと個人の生活とのかかわりについての3回目です。

 大学受験の際には、もちろん受験番号で管理されることになりますが、大学においても大学入試センターにおいても、受験番号と個人番号はリンクされません。
大学入学後は、学籍番号等で管理されることになりますが、個人番号は使用されません。

 一方、一ノ谷博士(仮名)がアルバイトをするのなら、アルバイト先に個人番号を提示する必要があります。

例えば、雑誌記事を書いて原稿料をもらうような場合には、その出版社に個人番号を提示する必要がありますし、ペンネームで書いても博士の個人番号を提示することになります。

すなわち、給料や報酬を受け取る際には、相手に個人番号を提示する必要があるということです。
したがって、就職する際には、就職先に個人番号を提示することになります。
成人した一ノ谷博士(仮名)は、タバコを購入するかもしれないが、TASPOと個人番号はリンクされません。

衆議院参議院の議員を選ぶ選挙や地方自治体の首長や議員を選ぶ選挙で投票に行く場合も、個人番号は使われません。

クレジットカードを作る場合も、個人番号とはリンクされません。
株取引をする場合には、取引口座を開設する際に証券会社に個人番号を提示する必要があります。

一般の銀行口座は2018年から任意で個人番号とリンクされるようになり、2020年からは個人番号と強制的にリンクされることになります。