一ノ谷博士のIT四方山話

元パソコンサポーターです。IT関連のテーマを中心に書きます。

マイナンバーがやってくる。⑰

今年から運用が始まったマイナンバー制度

国が国民を監視する体制が整備され、自由が国により奪われそうになっています。

昨年には全国5地裁でマイナンバー違憲訴訟が提起されました。
マイナンバー制度の問題点を改めて考え、福岡からも違憲の声をあげましょう。

国は、国民にマイナンバーという名前の12桁の番号をつけ、ICを封入した番号カードと情報提供ネットワークシステムを利用して国民を監視しようとしています。

憲法の13条により、国民はプライバシー権を保障されています。
プライバシー権は、現代の高度な情報化社会では「自己情報コントロール権」として保障されなければなりません。

自己の個人情報が、収集・保存・利用・提供される各場面において、事前にその目的を示され、収集・利用等について、同意を行うことによって、自己のプライバシーを守る権利が「自己情報コントロール権」です。

国は、マイナンバー制度によって、憲法の13条に保障された「自己情報コントロール権」を侵そうとしています。

この憲法13条によって保障された権利を守るため、3月下旬、福岡地裁に「マイナンバー制度違憲訴訟」を提訴することになりました。

この裁判に参加される方を募集しています。
一次提訴の原告募集締め切りは3月18日です。
問合せ先:あおぞら法律事務所(092-721-1425)井上弁護士