一ノ谷博士のIT四方山話

元パソコンサポーターです。IT関連のテーマを中心に書きます。

裁判所はメールを送らない。

長い間、訴訟の原告をやっている(通算で10年以上かな)が、裁判所からのメールを受け取ったことは一度もない。
裁判所を騙るメールも来ない。
裁判所を名乗るメールを受信したら、それは怪しいメールだ。

裁判所のWebサイトを見ると判る。
そこには次のように書かれている。
 
”裁判所から電子メールで,電話による連絡や電子メールへの返信を求めたり,裁判が起こされたことをお知らせすることはありません。また,電子メールで金銭の振り込みを求めることもありません。このような電子メールを受信しても,メール本文中のURLをクリックしたり,記載された連絡先に連絡したり,金銭を振り込んだりすることのないよう,気を付けてください。”
 
もし、私宛にメールが届いた場合には以下のような反応を示すだろう。
 
私は、平和な生活を送る普通の人間だが、訴訟に関しては若干の耐性があるので、「訴訟を起こす」といわれても「ああそうですか」というのが最初の反応だ。
 
次にブログのネタにしようと考える(笑)
 
裁判所に問合せをしたくなった場合には、メールに書かれたURLや電話番号は利用しない。
裁判所の管轄地域と電話番号は裁判所のサイトでわかるのでそれを利用したい。
これは大事だ。
 
もし、裁判所から届いたのが郵便物の場合には、本当の連絡の可能性もあるので注意が必要である
法務省では、「本当の裁判所からの支払督促、少額訴訟の呼出状等であるにもかかわらずこれを放置し、何も対応をしなかった場合には、不利益を受けるおそれがあります」と警告している。
この様な場合でも連絡を取る場合には、郵便物に書かれた連絡先は使わずに裁判所のサイトなどで調べた連絡先を利用しよう。