一ノ谷博士のIT四方山話

元パソコンサポーターです。IT関連のテーマを中心に書きます。

あら、財布の中身はどこに行った?


我が家から歩いて5分足らずの所にあるスーパーは、日曜日には、普段より30分早く開店して、タイムサービスを行う。
 
昨晩の土曜の夜、映画を観ながらビールを飲んでいた私は、ふと思いついて財布の中身を確認した。
 
ありゃ、空っぽじゃないか。
 
中身はどこに行ったのだろうと、前日、金曜日に買い物に行ったときのことを思い返した。
買い物に行こうと車に乗って、広い道に出ようとしたら、突然エンジンが停止した。
かけなおしても、動かない。
車はアパートから外につながってる道をふさいでいる。
そこで、友人をレスキューに呼んだ。
車を駐車場に戻した後、友人の車で、買い物に行った。
財布の中身を見たのはその時以来である。

最初は友人の車にお金を落としたと思った。
しかし、お札だけならともかく小銭もばらまいたなら気がつきそうなものだ。
そこで財布の中に残っていたレシートをじっくり見直した。
レシートは落としていないのだ。
 
気がついたのはお釣りの額がゼロになっていることだった。
金曜日の財布には、たまたま一万円札が一枚と小銭が若干入っていただけだった。
どうやら私はお釣りをもらっていないらしい。
駐車場の車に友人が待っているので、レシートとポイントカードを受け取っただけで満足して私は岐路についたのである。
 
映画の観賞を中止して少し酔った頭をひねりながら、閉店間際のスーパーまで歩いた。
折よく男性店員が自販機の傍に3人いた。
なじみの顔の皆さんである。
 
話をすると驚いたことに、みなさん、口をそろえて、その件は知っているというのである。
レシートを見せると一人が店の中に戻っていった。
5分ほどして戻ってきた店員さんがお金を返してくれた。
 
私が釣銭を受け取らなかったので、計算が合わず、金曜の閉店後、店はすべてのレジの売り上げを点検したそうである。
誠に申し訳ないことをした。
 
無事にお金が戻ったので、今朝は、9時半にスーパーに行き、3個250円のパンと4個100円のジョージアの缶コーヒーを入手した。