一ノ谷博士のIT四方山話

元パソコンサポーターです。IT関連のテーマを中心に書きます。

一ノ谷博士の独断解説 ウルトラQ 「あけてくれ!」

 ウルトラQの「あけてくれ!」を見た。
1960年代にTVで放映されるはずだったのにスポンサーの都合とやらで放映されなかったらしい。

このTV番組のDVDに収録されたわけだがなるほど子供にはむいていないのがよく分かる。
 
生活に疲れている連中が現実から逃避する話である。
 
私はこの番組のファンでよく見ていたわけだがもし放映されていたとしても小学生の自分にはよく理解できなかっただろう。
 
 現在のTV番組の内容の痴呆ぶりと比べると当時の番組の脚本のできの良さに改めて驚く。
 
さわりを少しだけ書いておこう。
 
 夜中に音もなく空を飛ぶ列車を一平君(ウルトラQのレギュラー登場人物)は目撃する。
その後、彼を置いてきぼりにした二人(同じくウルトラQのレギュラー登場人物)は道路に倒れている男を見つけた。
その男はウルトラQ「2020年の挑戦」の最後のシーンで虹色の水たまりに足を入れて消えてしまった刑事だが今回の話とは関係ない。
 
この男は踏切を通過する列車を見て「あけてくれ」と叫びだす。
出だしはこんな感じである。