一ノ谷博士のIT四方山話

元パソコンサポーターです。IT関連のテーマを中心に書きます。

自分が銃で撃たれて死ぬのを目撃する映画


12モンキーズ 日本公開、1996年
 
 自分が銃で撃たれて死ぬのを目撃するというのはどうだろうか。
普通はあり得ないことだ。
 
どこがあり得ないかというと未来の不幸な自分が時間を逆行して戻ってこないといけないからだ。
 
しかも、死んでいく自分を抱きかかえている女が子供の自分を見てほほえむのである。
死んでいく自分はその時には全てを理解しているようだ。
 
人がウィルスによって壊滅するという話は昔から物語としては良くある。たとえば小松左京氏の「復活の日」など。
 
しかし、この映画の不幸な主人公はその原因を見つけることには成功するが人類の滅亡を防ぐことはできない。しかも子どもの時に目撃したように撃たれて死ぬのである。
 
ウィルスによって人類が壊滅するのは無理だと思う。
人は遺伝的に純粋培養されているわけではないので、たくさんいる人の中にはウィルスの抗体を持っている人がそれなりの確率で存在するのである。

それにしても主人公が死ぬ話はいやだなぁ。