一ノ谷博士のIT四方山話

元パソコンサポーターです。IT関連のテーマを中心に書きます。

地球防衛軍

地球防衛軍 1957年 東宝
 
 富士山麓に近い町に放射能を帯びた怪物が現れた。
そのすぐ後、UFOが目撃される。
 
怪物は宇宙人が作ったロボットである。
そのロボットは渡ろうとした橋の爆破により動きを止めるのだが私としては気に入らない。
侵略を目的にしたロボットの割には出来が悪い、もう少しがんばってもらいたいものである。
 
地球のある学者の研究により、UFOでやってきた宇宙人は火星と木星の間に昔、存在していた星の人たちであることがわかった。
この学者の考えでは、今この場所に観測される小惑星は昔の惑星の残骸ということらしい。

彼らは富士山麓の地下に自分たちが住めるスペースを造営し始めた。
彼らは地球に住むための交渉をする中で、自分たちの種族を増やすために地球の女性を要求する。
地球の女性と婚姻することにより、子孫を増やすことができるならば彼らは地球人と同じ種族だといえる。
 
この後、宇宙人は本性を現し、科学力の優越性をたてに、地球人に対して抵抗しても無駄だといっていたのだが地球人に簡単に反撃され敗退してしまう。
 
逃亡した残存勢力は地球人の好戦性を考慮に入れて戦略を練り直す必要があるだろう。
 
映画の中ではロボットの呼称がないが一般にはモゲラと呼ばれている。
私の好きな東宝特撮の怪物である。